どうして車が水素で走るの?

水素で車が走るのは何故だろう。
燃料電池自動車(FCV)とは何だろう。
電気自動車(EV)とはどう違うんだろう。
走行時CO₂排出量ゼロの新エネルギー。
「水素」と「酸素」で「発電」し、自動車を高効率で動かすことができるのです。

燃料電池自動車(FCV)について

燃料電池自動車(FCV;Fuel Cell Vehicle)は、
水素タンクに貯めておいた水素を燃料電池内で空気(酸素)と結びつけ発電し、モーターを回して車を走らせます。

くわしくは次の「燃料電池のしくみ」を見てくださいね。

燃料電池のしくみ

水素(H₂)と酸素(O₂)で発電し、水(H₂O)のみを排出するのが燃料電池の特徴です。

そのしくみは、燃料電池の電極に送られた水素と、反対側の電極から導入された空気中の酸素が反応して水と電子(e-)が取り出され、電流が流れます。

燃料電池自動車(FCV)の特徴

燃料電池自動車(FCV)はガソリン車と比べてエネルギー効率が高く、電気自動車(EV)と比べて航続距離が長くかつ充填時間が短いという特徴を持っています。

EV=電気自動車
HV・PHV=ハイブリッド自動車・プラグインハイブリッド自動車
FCV=燃料電池自動車