ステーション店長として
さらに成長したい

東京晴海水素ステーション店長
兼 保安監督者 齋藤 典幸

お仕事概要

東京晴海水素ステーションの店長業務(マネジメント)と保安監督者を行っています。
店長の主な仕事は保安体制の確保、人員や販売実績の管理、お客様対応などです。また、ステーションはそれぞれの街に店舗を構えますので、地域社会との交流なども大事な仕事です。

入社される前はどんなお仕事をされていたんですか

学校卒業後に、JXTGグループ(現:ENEOSグループ)の株式会社ENEOSフロンティアに入社。
任意保険の販売代理業務や契約手続き、従業員への保険資格取得推進などの担当をしておりました。
その他、サービスステーション(ガソリンスタンド)の監査も担当しました。
ある日、上司から、「水素エネルギーを扱うこういう仕事があるんだけど出向してみないか」という話があり、「水素とはなんだろう」という状態でしたが、何だか面白いかもと思い、当社に出向し、現在に至ります。

現在はどのような役割を担い、
何に気を付けていますか

前述した水素ステーションの店長業務が主です。
水素ステーションはまだまだ数が少なく、実際に普及している燃料電池自動車の台数も少ない。そのような状況でも、「約束している営業日にちゃんと営業する」という当たり前の状況を作ることが何よりも信用につながると思います。お客様にご迷惑をおかけしないよう、設備やスタッフの状況に常に気を配っています。

やりがいを感じる瞬間はどんな時ですか

お客様に「ありがとう」、「助かったよ」と感謝の言葉をいただけた時はもっと頑張ろうと思います。
また、水素ステーション自体、まだまだめずらしいので、お客様から様々なご質問をいただきます。かつては答えられないこともあり、まだまだ勉強不足だなと思うこともありました。最近はその場で答えられるようになり、この仕事が面白く思えるのと同時に、満足感も出てきました。

今までで、一番うれしかったこと、苦労したことはなんですか

前職ではガソリン・軽油を扱ったサービスステーションの業務に長く携わっていました。その時は目に見える分かりやすいものを扱っていてわかりやすかったのですが、水素はそのものが気体で目に見えません。
最初は全くイメージができず未知なるエネルギーの世界に入り込んだ不安と苦労がありました。
実際、水素エネルギーに関する知識や理解が乏しく、設備のことも全く分からない中でのスタートでした。
そんな中、杉並水素ステーションは、水素ステーションの実証実験時代からあるため、スタッフの先輩たちに丁寧に水素の扱いを教わることができたのは幸いでした。これからは先輩たちに負けないようステーション業務についてさらに学んでいきたいと思っています。

一番うれしかったことは高圧ガス製造保安責任者の資格に合格した時はすごくうれしかったです。会社も後押ししてくれたので今でも忘れられません。

これからどんなことに挑戦してみたいですか

水素や設備についてもっと詳しい知識を学び、水素ステーションのマネジメントだけでなく、保安監督者としての業務も担いたいと考えています。今後、店舗も人もさらに増えていくと思いますので、これから水素エネルギーに携わる人たちをしっかり導いて、貢献していきたいと思います。

おまけ:休日は何をしていますか

休日は、地元の草野球チームで汗を流したり、自宅の庭の果樹の剪定(柿・ゆず・梅)などを趣味にしています。お酒が好きなので、取れた果実で梅酒をつくったり、ゆずを焼酎で割ったりと自分の時間を楽しんでいます。
家族も最初は、「水素とかあなたで大丈夫なの?」と不安そうにしていましたが、今では応援してくれているのでそういったところも仕事の励みにしています。