ここで製造した水素で
FCVが走っている

三浦 正明

水素製造出荷センター勤務

お仕事概要

横浜の本牧にある水素製造出荷センターで、燃料電池自動車(FCV)用の燃料(水素)を製造しています。
また、各ステーションへ水素をはこぶ水素トレーラーや移動式ステーションへの水素充填業務なども行っております。ここで働くスタッフは全員高圧ガス製造保安責任者の資格を持っています。

入社される前はどんなお仕事をされていたんですか

学校卒業後、JXTGエネルギー(現:ENEOS(株))の根岸製油所で勤務しました。そこで脱硫装置などを担当し、その中で水素の製造も担当していました。
日々、水素製造を行っておりましたが、ある日突然辞令があり、こちらへ出向することになりました。
仕事の内容や機材など同様のものが揃っていますので、即戦力として呼ばれたのだろうと思っています。

現在はどのような役割を担い、
何に気を付けていますか

水素というと「危険なのでは」とのイメージがあると思います。
もちろん扱い方を間違えればそういう側面もありますので、毎日、設備の見回りを行い、細かいチェックを欠かさずしています。万が一、何かあった場合でも、いち早く危険を察知する必要がありますよね。しかも、水素はガスなので目に見えません。
なので、機器には危険を検知するアラームが装備されていて、見回りの時にはガス検知器を身に着けて対応しています。
水素のリスクを知り、マネジメントしていくことで安全に水素を製造し、取り扱うことができます。

やりがいを感じる瞬間はどんな時ですか

燃料電池自動車(FCV)ってほとんど見たことないですよね。
FCVは、ハイブリッドカーにデザインが似ていますので、一般の方々には見分けにくいのだと思いますが、私たちは仕事上、FCVになじみがありますので、街中でFCVを見かけると、すぐに気が付いてうれしくなります。
自分の仕事が新しいエネルギー社会へ貢献できていることを感じることができ、誇りに思える瞬間ですね。
ここで製造された水素が燃料として市場に出回り利用されているわけですから。

今までで、一番うれしかったこと、苦労したことはなんですか

水素の製造現場では安全に作業することが重要なテーマです。ですから、実際に作業する際は常に気を張っています。前述しましたが、水素は目に見えないので、各計器・検知器など機器からの情報が全てです。
最初はこの機器の扱い方や、水素について理解することに苦労しました。
うれしかったことは、やはりFCV車がちゃんと走っているのを見ること、また、作業が無事に終わった瞬間はほっとします。

これからどんなことに挑戦してみたいですか

高圧ガス製造保安責任者の国家資格には段階がありますが、今はより上の資格に挑戦して、業務の範囲を広げられるよう勉強しています。
でも難しいです。

おまけ:休日は何をしていますか

休日は、スポーツジムに通い、バドミントンやバスケなどコミュニティがあるのでそこに参加して汗を流しています。もともと高校まで野球をやっていたのでスポーツが好きです。
あと音楽鑑賞や、好きなアーティストのコンサートなどへ行くなんてこともあります。
仕事にも趣味にも家族の理解があるので助かっています。